ECサイトの売上を構成する要素として非常に重要なものの一つに転換率(CVR)があります。今回はECコンサルが普段行っている転換率(CVR)の分析方法の一部に関して簡単に記載していきます。
転換率(CVR)が低い原因を明確にすることから
ECコンサルをさせていただいていると、「転換率が低いので、サイトをもっときれいにしたいのですが?」などのご質問をいただくことが多いのですが、まずはしっかりと分析を行い、転換率(CVR)がなぜ低いのかを明確にしていく必要があります。また、すべてのページを一気に解決するのは困難ですので、優先度をつける必要があります。
まず、楽天やヤフーショッピングなどのモールか、自社サービスかで分析できる数値の範囲が違いますがここでは一部の手法に関して記載していきます。
転換率(CVR)分析方法
(1)アクセスが多い商品ページ別にみる
転換率(CVR)はサイト全体でみるのではなく、「アクセス数が多い商品ページ且つ転換率(CVR)が低い商品ページ」から見ていきます。
また、アクセス数のボリュームがまだ低く、CVRのみで判断できない場合は、1セッション(アクセス)あたりのPV数などでみてみるのもいいかもしれません。
(2)デバイス別にみる
ここ数年でスマホ経由のECサイトの売上規模は大きくなってきております。PCとスマホ経由ではユーザーの属性から、決済周りの個人情報の入れやすさなどの違いが多く、転換率(CVR)に差が出やすいです。
デバイス別の全体の数値であまりにもスマホ経由が少ない場合は、ページ単位というよりも決済方法やサイトのデザイン全体に課題がある可能性がありますので、そのあたりを細かく見ていきます。
楽天の転換率(CVR)に関しては
こちらをご覧ください。
Hameeコンサルティングの
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