ユーザーのアクセスは検索結果から商品ページ
楽天やヤフーショッピングなどのモールにおいても、自社サイトでも、検索結果から商品ページのアクセスが非常に多く、ユーザーが訪問する初めてのページの多くは商品ページです。
この時、ユーザーは楽天であれば楽天の検索結果から選択しており、その検索結果内の1商品をクリックしたという意識ですし、自社サイトであればGoogleやYahooの検索結果に表示された多くのリンク先の中の1つをクリックしたという意識です。
つまり、この時点では他社の商品との比較をユーザーは意識的・無意識におこなっていることになります。これではサイトないでの回遊は難しくなります。
商品ページにユーザーが来た先に、上記の意識の場合、自社サイト内で回遊するのではなく、おのずと検索結果に戻るということが想定されます。
そこで、「他にも多くの商品を選択できる」という認知をしっかりと与えていく必要があります。
そのために、自社ないの検索結果やカテゴリページへの誘導訴求強化を図っていきます。
この時点で、モール内検索結果やGoogle・yahooの検索結果にでた商品内での比較から自社内の商品の比較にユーザーの意識が切り替わることでCVR(転換率)を高めていきます。
ユーザーの回遊施策
そこで、ユーザーを回遊させる施策として商品ページから各カテゴリページへに誘導強化を図るということを行ってきます。
・ユーザーは商品を探しに来ているので商品の画像に目がいきがちです
・サイドバーやトピックパス(パンくず)でのカテゴリ訴求は意外とユーザーに目立ちません
よって、商品ページの上部や下部に、商品ページと同カテゴリの商品群が多く画像が乗っているカテゴリへのバナーを設置します。
まとめると、下記の流れとなります。
1. 検索結果から商品ページへ遷移(この時点ではモールの他商品との比較)
2. 商品ページからショップ内の関連商品カテゴリや商品検索結果への訴求強化
3. ショップ内の商品一覧ページへ遷移(この時点では自社内の商品との比較)
Hameeコンサルティングの
ECコンサルサービスでは、回遊施策のサポートもさせていただいております。
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