2017年12月6日にGoogleの日本語検索における評価方法に関してのアップデートが入りました。健康食品や医薬品などの販売を行っているECサイトにおいては、今後の販売戦略に大きく影響する変化が起きております。
今回は、どのような変化が起きてたのか、またそれに対してどのような対策を
とっていくべきかに関してECコンサル視点で記載をさせていただきます。
アップデートの内容
アップデートの意図としては、医療や健康に関する検索結果の精度を高めることが重要だと考え、信頼性が高いサイトが上位に表示されやすくということです。
また、今回のアップデートにより、医療や健康に関しての検索の60%に影響すると
GoogleのWebマスターブログにて発表されおります。
昨今のWELQにおけるこれらのカテゴリでのサイトのコンテンツの質の問題が発覚してから、徐々に精度向上のためのアップデートが走っているようです。
その中でも、今回の変化は各ECサイト運営者やその関連事業者にとって大きな影響となっております。
具体的に起きている変化としては下記です。
・アフィリエイトサイト系の順位が大幅に下がっている
・メーカー系サイトが上位にあがってきている
※一部キーワード調べ
具体的な影響想定
(1)アフィリエイトにおける集客減少
今回大きな影響を受けているECサイトとしては、アフィリエイト広告に集客が依存していたところや、自社で集客用のサイトを持たれていたところとなります。
それにより、新規の獲得が減り、売り上げが右肩に下がってくる構造となってくる可能性があります。特に単品通販系のECサイトの場合、他の広告での費用対効果がより合いずらいことが多く、集客に関しての難易度が大きく上がると想定されます。
(2)他広告の高騰
さらに、広告予算を大幅に落とす企業も少ない場合、各他広告の高騰も想定されます。
アフィリエイト広告に関しては、広告費がいわゆる「比較サイト」などへの広告費が減少し、その分「インセンティブサイト」などへの広告費が増加の可能性があります。
また、広告全体でいうと、アフィリエイト広告からリスティング広告やディスプレイ広告などのへの広告費増加が起きると想定されます。
(3)自社サイトの順位上昇
今回のアップデートで自社サイトの順位が上がる(上がりやすくなる)可能性があります。
対策
自社ECサイトの順位は上がりやすいため、SEO対策に関しては追い風となります。
この機会に、自社ECサイトのSEO対策強化によりオーガニックでのアクセス数増加を狙いましょう。
Hameeコンサルティングでは、
ECコンサルサービスにおいて、SEO対策も行っております。
お気軽にお問い合わせください。