ECサイト(ネットショップ)の運営において、解析をしっかりと行うことは課題の明確化につながり、課題が明確になると施策の精度もあがってきます。
ECコンサルとしてはいらせてもらうと、GoogleAnalyticsの設定をされているECサイトさんは多いものの、メルマガでの効果計測に活用をしていないところが多いようです。
今回はGoogleAnalyticsでのメルマガ経由のアクセス計測方法について記載します。
リピート訴求メルマガは効果測定も重要
ショップ運営をしていてリピート施策にメルマガを活用してる店舗は多いと思います。
リピート訴求のメルマガもただ送信しただけでは効果がわかりません。
送信したメルマガからどの程度のユーザーが流入し、どの程度が購買に至ったか。
メルマガの内容や送信時間、送信対象のセグメントなどチューニングするための指標にするための計測は非常に重要です。
メルマガのURLクリックを無料で計測できるGoogleAnalytics
メルマガ配信ASPなどではクリック数を計測できる機能がある場合もありますが、
ここでは無料で計測ができるGoogleAnalyticsによる計測をご紹介します。
ショップのPV計測などでGoogleAnalyticsを利用してる店舗様は多いと思いますので、
PV等と同様にメルマガのクリック計測もできるのは非常にメリットがあることと思います。
GoogleのURL生成ツールを利用する
Googleが計測用URLの生成ツールを提供してくれているのでこれを利用すると簡単にURLを生成できます。
https://support.google.com/analytics/answer/1033867?hl=ja
上記ツールの入力項目について簡単に補足します。
「URL生成ツールのフォーム」から下にあるフォームに必要な情報を入力していきます。
- ・ウェブサイトのURL
メルマガから遷移させるサイトURLです。
- ・キャンペーンのソース(utm_source)
検索エンジンやニュースレター名などのソースを指定します。
今回はメルマガなので、「mailmagazine」などが良いでしょう。
- ・キャンペーンのメディア(utm_medium)
参照元メディア、メールや CPC 広告などのメディアを指定します。
今回はメルマガ(メール)からの流入を計測するので「email」と入力します。
- ・キャンペーン名(utm_campaign)
キーワード分析で使用します。utm_campaign を使用すると、特定商品のプロモーション キャンペーンや戦略的キャンペーンを識別できます。
キャンペーン名はメルマガの種類を設定します。
送信する日付やメルマガのタイトルなどを設定すると分かりやすいかもしれません。
ここまで入力したら「URLを生成」ボタンを押します。
「URLを生成」ボタンを押すとボタンのすぐ下に生成されたURLが表示されます。
たったこれだけで計測用URLが生成できました。
次回は生成したURLから計測したレポートの見方をご紹介します。
Hameeコンサルティングでは、
ECコンサルのサービスを行っております。
無料お試しもありますで、お気軽にお問い合わせください。