まず、楽天のCPC広告は2種類存在します。
1. キーワードを選べるもの
CPC(1クリックあたり支払う広告費)は100円以上となります。
GoogleやYahooでのCPC広告と比べるとかなり割高ですね。
購入するキーワードによりますが、通常のECサイトであればCPC10~30円以内が平均です。
2. キーワードを選べないもの
CPC(1クリックあたり支払う広告費)は50円以上となります。
こちらもGoogleやYahooと比べると割高です。
また、キーワードは楽天側で選ぶ形になりますので、キーワードを選べるものよりも転換率が低くなる傾向にあります。上記2つをみると、CPCが高いのでGoogleやYahooの検索連動型広告をしたほうがいいのでは?と思われるかもしれませんが、
一概にそうはいえません。
ECサイトにおいて、CVRに影響を与える点の1つとして、すでにそのサイトの会員登録済かどうかという点があります。
楽天でCPC広告を押し、商品ページにアクセスしてきたユーザーは楽天会員(且つログイン状態)の可能性が高いですが、GoogleやYahooの検索エンドウ型広告からアクセスしてきたユーザーは楽天の会員であり、ログインしている状態の可能性は当然低くなります。
そのため、転換率に大きな差が出る可能性がでます。
つまり、それぞれのCPCだけではなく転換率も合わせて費用対効果を見る必要がでてきます。
どちらでも費用対効果があえば両方出稿すべきですし、あわなければどちらも出稿する必要ではありません。
ただ、難しいポイントが1点あり、楽天では経由別の成果の計測ができません。これは、楽天のCPC広告経由の売上か外部の検索エンジン経由の売上かの判断が正確にできないということです。
そのため、出稿する期間を分け、商品の通常時との売上件数の差をみるなどのやりかたをして、効果の想定を行う必要があります。
正確な値ではないですが、そのテストで効果がないと判断できるレベルであれば、費用対効果は低いと考えていいでしょう。
広告の効果をCPCやアクセス数だけで判断するのではなく、売上も合わせてみることをわすれずに。
また、楽天ではCPC広告だけではなく楽天SEOに注力することが非常に重要です。
楽天SEOに関しては
楽天SEOとは?楽天で勝つためのルールに記載しておりますので、ご覧下さい。
※Hameeコンサルティングでは
楽天SEOサービスも行っております。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスで、集客施策のサポートもさせていただいております。
お気軽にお問い合わせください!