ECサイトでかかるコスト

投稿日:2014.04.20

ECサイトでかかるコスト分類

ECサイトを運営するには様々なコストがかかります。大きく分類すると下記です。

 

・売上に連動するコスト

1. 各種手数料(楽天の手数料、決済手数料、ASP手数料など)

2. 配送費

 

・売上に連動しない(ある程度連動はするが、必ずしも売上と比例して上がるものではない)

3. 人件費

4. 商品原価(仕入費用)

5. 販促費

 

この中で、特に利益をもたらしずらいコストが人件費です。

たとえば、粗利率(売上から商品原価を引いたもの)が40%の場合、店長1人で対応できる量は商品単価にもよりますが、150-300万程度までと一般的にいわれております。

 

実際にコスト計算してみると?


ここで各種コストをみていきます。

売上:200万
商品原価:120万

売上から商品原価を引いて粗利を出すと、
粗利:80万

そこから、各種手数料と販促費が売上の10%とした場合、

各種手数料:20万(10%)
販促費:20万(10%)

となり、残りの利益は40万
店長の給与を40万としたとき、利益が丁度0円になります。

とはいえ、これ以上売上が増えるとまわらなくなってしまうため、人を雇うことになります。
そうすると、各種コストが同じ構造の場合、売上が400万になるまでには赤字が続くことになってしまいます。

現在の自社のサイトの売上やコスト、利益率をしっかりと把握することで、どのくらいのボリュームまで現状の体制でいけるのか。増員したり外注する必要がいつあるのかなどの計画をしっかりたてていきましょう。

 

HameeコンサルティングではECコンサルサービスでコスト削減や業務効率化のサポートもさせていただいております。

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