サイバーエージェントの子会社のパシャオクで運営しているスマートフォン向けアプリ「パシャオク」は2014年9月30日にサービスを終了しました。パシャオクはスマートフォン向けのオークションサービスでしたが、生産性が低下していたことや、サイバーエージェントは事業の選択と集中を進めており、サービス終了に至ったとしています。
「パシャオク」は2012年8月27日から提供されたサービスで、2013年2月には100%出資子会社として株式会社パシャオクも設立しました。独立会社に事業譲渡するなどで、拡大を計画していましたが、同類のスマートフォン向けオークションサービスの「メルカリ」や「LINE MALL」などが後発で出てきて、思いのほか事業を拡大させることができなかったようです。「パシャオク」ではアメーバブログに参加している芸能人が独自商品を出品していることや、毎日22時にオークションが終了する「9時オク」などが特徴のサービスでした。
新規会員登録は同年8月4日に停止していて、同月12日に出品機能と20日に入札機能を停止しました。サイトとユーザー窓口サポートの閉鎖は9月30日に終了していて、全ユーザーのデータはサービス終了後に消去するとしています。
PCではヤフオク、ガラケーではモバオクを筆頭にUSED商品のCtoCマーケットが拡大してきて、スマートフォンにおいても当初はパシャオクのようなオークション形式のものがでてきましたが、フリマという少し違うかたちでのプラットフォームが主流となりました。
フリルやメルカリなどが有名どころですね。
とはいえスマートフォンの利用世代が変化してくことで、現状のフリマではないUSEDプラットフォームもまた発展してくるのではないでしょうか。
USED系商品を扱っているECサイトはこれらのフリマアプリの活用も行ってみるといいかもしれません。
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