ファッションアプリ「WEAR」やECモール「ZOZOTOWN」などを運営している株式会社スタートトゥデイは2014年10月1日から、「ZOZOTOWN」の送料について変更しました。以前までは、送料は購入料金に関わらず無料でしたが、新しい料金体系は購入代金3000円以上を送料無料に変更しました。3000円以上にならなかった場合は、350円の送料が必要となります。今回の料金変更の経緯は、全品送料無料をやめることで、1顧客の購入単価を上げるのが狙いです。また、同時に2014年3月に即日配送サービスを開始しましたが、こちらは手数料500円を無料に変更しました。購入画面で即日配送を希望すればサービスを受けることができます。
0時~9時までに注文すれば、その日の夜に配送され、9~21時の間に注文した場合、翌日の午前中に配送されます。21時~24時の注文は翌日の夜配送となります。
サービスの対象地域全国ではなく、東京、神奈川、埼玉に離島を除いた千葉ですが、関西を中心に対象地域を拡大していく方針です。アパレルショップとの連携も考えており、即日配送を希望する消費者に、店舗から商品を直接発送することで、全国区にサービスを広げていくことも検討しているようです。
ECにおける商品配送速度はAmazonを皮切りに楽天やヤフーショッピングなども力を入れています。商品を購入する軸に到着までの時間というものが重要になってきました。
モールでは商品発送までの時間によって、サイト内での露出の優先度を変化させてくることが想定されるなかで、各ECサイトがどのように物流の課題を解決していくかは重要な要素になてくるのではないでしょうか。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスにて無料で戦略策定いたします。お気軽にお問い合わせください。