楽天に新規出店される方から、すでに出店されている店舗様からよくいただく質問や依頼が「楽天での自社の扱っているカテゴリの市場規模はどのくらいなのでしょうか?」というものでしょうか。目標値を設定するにあたり、自社の取り扱う商品の市場規模はしっかりと把握しておく必要があります。 今回はECコンサルが市場規模を計測するときに方法の一部をご紹介します。
1. ツールを使用して楽天の市場規模計測
競合の店舗やカテゴリ自体の売上規模を想定することが可能なツールがあります。アドウェイズテクノロジーさんの提供する「nint for ECommerce」というツールです。 競合店の特定商品の売上想定額などの結構細かいデータの取得が可能で、弊社で各店舗様のデータを見たところ、精度も比較的高い傾向にあります。 7日間の無料トライアルもあるため、まずは試してみてはいかがでしょうか。
2. レビューの記載率から逆算して売上計測
自社が扱う商品が検索されて売れるであろうキーワードをいくつかピックアップします。 そのキーワードで楽天内で検索して、楽天検索結果の上位にでてくる商品の売上を想定することで、市場規模の想定を立てるというやり方です。 上位にでてくる商品の売上の想定は下記の方法で行います。
1. 直近1ヶ月の商品レビュー数を計測
2. レビューの記載率を想定
3. 逆算して販売件数を想定
4. 販売件数に商品の単価をかけて、売上額の想定
2番のレビューの記載率は商品の特徴によって変動しますが、1~5%前後であることが多いです。 例えば、過去1ヶ月のレビュー数が5件で、記載率が1%の場合は500件が売れていると想定します。 上記のどちらのやり方も、あくまでも想定ですので、概算としてとらえることをお勧めいたします。
Hameeコンサルティングでは市場規模のリサーチから売れる商品の設計のお手伝いまでさせていただいております。
ECコンサルのサービスまで、お気軽にお問い合わせください。