ケンコーコムが「楽天24」において、第1類医薬品の販売を開始いたしました。楽天とケンコーコムはすでに提携しており、第2類、第3類の医薬品販売は行っておりましたが、第1類の販売は初になります。
楽天24とは
楽天24は2014年の1月1日から開始している楽天運営するサービスで、日用品を中心に販売しているショップです。
送料無料の価格ハードルが低く、商品の到着日程も基本的には翌日というのが特徴で、現段階で約6万商品が登録されています。
このサービスは楽天がケンコーコムと提携して運営しています。
サービス詳細はこちら→
楽天24
楽天とケンコーコムの提携
楽天市場がモールという立ち位置の中で大規模ECサイトと提携する例はいくつかあり、ケンコーコムはそのうちの1つです。
また、2012年の5月17日にケンコーコムは楽天の子会社となっています。
EC業界における医薬品販売
ネットにおける医薬品販売は規制が何度かあり、ケンコーコムが厚生省を相手取った裁判を起こしたことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
2009年に厚生労働省が施行した改正薬事法によって、第1類、第2類の医薬品の販売に規制がかかり、インターネットでの販売が禁止になると言い渡し、それに対してケンコーコムとウェルネットは憲法違反に当たるとし手裁判を起こしまいた。1審では訴訟は通らなかったものの、2審において勝訴し、インターネットにおける医薬品販売の再開となった。
この時期を境にして、実店舗が強かった各企業もEC市場に参入し、EC業界における医薬品販売が活性化してきました。
とはいえ、リスクがあるのは事実なので、今後何かしらの規制がまたかかる可能性があることは想定しておいた方がいいかもしれません。
ECコンサル視点での今後想定される医薬品のEC市場
今後高齢化が進むことで、在宅医療や在宅介護が促進することが想定されます。
これによって、医療品のEC市場も大幅に伸びる可能性が高く、期待の持てる市場です。とはいえ、各種免許や規制により新規の参入障壁も高いため、自社での販売よりはOEM販売が増加してくることが想定されます。
規制がある商品の販売は面倒な反面チャンスでもあります。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスにて無料で戦略策定を行っております。是非お気軽にお問い合わせください。