ECサイトのCVR(転換率)を上げるために重要な回遊施策。楽天やヤフーショッピングにおいてPCでは行いやすい反面、まだまだスマホでは機能の制限などで行いずらいところがあります。少し手間のかかる施策ですが、重要なので是非試してみてください。
回遊施策はなぜ重要なの?
楽天やヤフーショッピングなどのモールに限らずですが、多くのユーザーは検索結果から商品ページに遷移をします。
例えば、下記のような流れですね。
1. 楽天でスカートと検索
2. 楽天の検索結果に多くのスカートが表示される
3. どれか1つの商品ページをクリックして商品詳細をみる
この時に、閲覧した商品が少し違うなと思ったら、楽天の検索結果に戻って他の商品をクリックしがちです。
この場合、検索結果の多くを自社の商品で専有していないかぎり、競合サイトに遷移してしまいます。これは非常にもったいないことです。
閲覧した商品が少し違うなとユーザーが思ったときに、自社のサイト内で他商品を探させることで、他社含めた検索結果ではなく、自社内での検索にユーザーを誘導していきます。つまり、回遊させます。
回遊率が上がると、当然CVR(転換率)も上昇しやすいため、売上増加につながります。
PCでの回遊施策
PCでは楽天でもヤフーショッピングでも比較的商品ページを自由にいじれるため、商品ページ上部に関連カテゴリやおすすめ商品群のリンクを表示したり、カート付近にユーザーが探している商品ジャンルと同ジャンルへの遷移を設けるなどをすることで対策していきます。
詳細は
楽天などのECサイトの回遊施策に記載しておりますので、ご確認ください。
スマホでの回遊施策
楽天とヤフーショッピングではスマホで上記のPCの施策のように一括でバナーを商品ページに出すなどが現段階では行えません。そこで、商品説明文やフリースペース部分に個別で訴求バナーを入れ込んでいきましょう。
スカートの商品ページにはスカートの商品一覧ページへのリンク、Tシャツの商品ページにはTシャツの商品一覧ページへのリンクといった具合に同カテゴリへの遷移が重要です。
主要なカテゴリの商品で試してみて、回遊率やCVR(転換率)を計測してみてみてください。
Hameeコンサルティングでは、
ECコンサルサービスにてCVR(転換率)改善のサポートも行っております。お気軽にお問い合わせください。