ECサイトのリスティング広告(2)

投稿日:2014.05.07

ECコンサルの経験をもとに、ECサイトのリスティングにおいて重要な要素に関して記載していきます。
 

1. 広告の対象の商品のことをよく理解する


これは、リスティング広告だけでなく様々な広告でいえることですが、広告を出す商品のことをしっかりと理解する必要があります。

ターゲット顧客はどのような人なのか、30代女性?20代男性?PCよりもスマホを活用?検索のリテラシーは?
顧客が商品を購入するのは、どのような流れなのか?

様々なショップで類似商品ウインドウショッピングをしてから購入するのか、型番商品で価格重視でさがすのか?

他のショップではなく、自社のショップで商品を購入する理由はなんなのか?

商品の単価は?顧客が購入を検討するための時間はどの程度かかる?即決するもの?

 

商品に関して深く考えることで、最適な出稿キーワードや広告のテキスト文が見えてきます。
もちろん、キーワードも広告テキストもテストして、改善をして費用対効果を徐々に改善していくものですが、LP(ランディングページ)を作る場合も、何をする場合も商品とそれを求める顧客の像が明確にイメージしておきましょう。

 

2. 広いワードと広告テキストを複数ためし、最適化を図る


ECサイトにおけるリスティング広告を運用するなかで、非常に重要なことがこれです。
キーワードごとにCVR(転換率)もCPC(1クリックあたりの単価)も違います。

また、キーワードは複合語や部分一致を合わせると無数に存在し、広告テキストとの組み合わせ数をみると数百以上のキーワードを運用することになります。

初期の1~2か月に関しては、特に書く多くのワードを回し、効果の高いキーワード、広告テキストだけを残していくという間引き作業に集中しましょう。

効果の高い部分一致ワードは完全一致ワードにすることでCPCを下げたりしていくことで、徐々に費用対効果が高い状態を創りだしていきます。

ただ、お分かりの通りかなり手間のかかる作業ですので、外注することをおすすめします。

 

広告予算の下限を設定していない代理店に依頼し、まずはリスティングのキーワードや広告テキストのベースづくりをできるといいかなと思います。
外注は少額の場合は月額固定費、ある一定額20万~30万を超えるとを、広告費の20%程度が一般的です。

リスティング広告の外注先選びに関しては下記で記載します。

ECサイトのリスティング広告代理店選び

 

3. LP(ランディングページ)側の解析と改善


LP(ランディングページ)とは広告の遷移先のページのことを言います。

リスティングの出稿キーワードと広告テキストとランディングページのファーストビューの内容がしっかりと一致するようにしましょう。
できる限り、広告テキストの内容と同じようなキャッチやリード文をLPの上部で訴求として使用しましょう。遷移前のユーザーの考えていることと遷移先でのユーザーの認知・理解がしっかりと一致することがCVR(転換率)向上の重要な要素の一つとなります。

 

 

HameeコンサルティングのECコンサルサービスでは、集客施策のサポートもさせていただいております。

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