大和ハウス工業株式会社と株式会社ファーストリテイリングは共同で、東京都江東区に国内ユニクロ専用の物流倉庫を設置します。共同出資による物流事業会社も設立し、ECサイトで購入された商品の即日配送や実店舗の販売状況などをリアルタイムで確認し、商品の配送の時間短縮などが目的です。今回の共同事業によって、ネット通販での配送コストの削減、配送の時間の短縮によるECの強化を進めていきます。
2014年11月15日から着工し、2016年1月25日に竣工する予定で、東京都江東区有明1丁目に専用倉庫を設置します。共同出資による会社では、多機能物流拠点を中心し顧客のニーズに対応できる物流スキームを構築していく方針です。具体的な項目は、上記で紹介した配送のコストと時間短縮、実店舗に配送のほか、ECで購入した商品をカスタマイズできる加工機能の設備やバックルームを備えて、すぐに商品を陳列できるように配送するなどです。
大和ハウスは各地での物流倉庫設置のための資金調達やファーストリテイリング向けの多機能物流拠点用地の取得のため、私募リートを組成する予定です。1990年から大和ハウスはファーストテイリングの店舗開発に取り組んできました。2006年には業務提携協定を締結し、
ユニクロ事業に関する約550店舗の開発をサポートしてきました。
ECサイトにおける商品の配送までの時間は徐々に短くなってきており、物流部分が配送速度のカギになります。Amazonのフルフィルメントサービス
FBAのように物流をもっている企業が物流を販売するということがより一般的になってくるかもしれません。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスにて無料で戦略策定を行っています。お気軽にお問い合わせください。