2014年11月6日に丸井は、通販サイト上のコンテンツ「
シューズ LABO」を強化した靴の総合コミュニティサイトの運営を開始しました。名称は「シューズ LABO+」で、元の「シューズ LABO」では顧客と商品開発を行っていましたが、掲示板やブログ機能などを搭載し、更に顧客と商品開発を行う体制を強めていきます。「シューズ LABO」はマルイウェブチャネルで顧客と一緒に商品開発を目的としたコンテンツで2014年5月から運用を開始しています。最初に丸井のプライベートブランドの「ラクチン」シリーズを、モニター会や座談会などを実施したのが開発のきっかけとなっています。主に3つの取り組みをしていて、ウェブ上でアンケートを実施し、結果を参考に商品開発する」「ものづくりアンケート」や意見を取り入れる「お試し体験レビュー」、商品開発の過程を見るなどを行ってきました。これまで5万3000人を超えるユーザーが「ものづくりアンケート」に参加していて、2014年9月に発売した「新ラクチンきれいパンプス」の販売数は3万足を突破しています。
「シューズ LABO +(プラス)」では、新たに「モノづくりラボ」と「教えてラボ」の2コンテンツを展開します。「モノづくりラボ」では、丸井の本社で商品開発会議の参加者の募集などを行います。「教えてラボ」では、靴についての情報提供や自由に語り合うことのできる「教えて広場」の設置、定期的に投稿された内容をまとめて発信する「みんなの声まとめ」を展開します。
靴の素材やカラーなどでアンケートをとりながら商品開発をおこなっていくものとなっており、実際に回答者が何人おり、うち購入者が何人いるかが気になるところです。
商品ジャンルによっては非常に高相性なところもあるのではないでしょうか。会員データを大量に持っている前提にはなりますが、自社の商品でも一度検討してみてもいいかもしれません。
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