2014年7月3日に楽天の代表取締役兼会長の三木谷浩史氏は、インターネットが新たな時代を迎えていると、都内で開催された「楽天EXPO」の講演で強調しました。
1995年~1999年までを「インターネットで買い物や音楽のダウンロードができるということに気付き、取引の場となることが認められた時代といえる」と話し第1ステージと定義しました。
第2ステージは2000年~2008年までとしており、「どこでも、いつでも、何でも買えるようになった時期。マスに向かっていった拡大時期」と解説していて、2009年~2013年までを「『Web2.0』と言われた、ユーザーとユーザーがソーシャルメディアを通じて結びついてきた時代だ」と説明しています。
これからの第4ステージは、「すべてのモノがインターネットにつながってくる」と語っており、いくつかの例を挙げています。ウェアラブルや自動運転、他にもロボットがすでにサービスとして提供されていて、将来的に家庭の電化製品の冷蔵庫などもネットに直結していくと説明しました。そして、これから蓄積されるデータによって、より正確な分析とマーケティングが可能になると説明しています。また、インターネットを活用した新たなサービスが次々と生まれてくるとしていて、C2Cの宿泊マッチングサービス「Airbnb」やオンデマンド配車サービス「Uber」を事例として挙げています。
楽天市場の目指す方向性も公言していて、「ショッピングを簡単に早く買えるだけではダメで、インターネットでしかできない表現やお客様との接点を作っていかなければならない」とまとめています。
楽天はやはり中小企業がECサイトを行う上でかなり重要なプラットフォームではあり、彼らの戦略を大枠でも理解しておくことは出店して売上を上げていく上でも重要になると思います。
市場の流れ、楽天の流れどから3年、5年先の事業計画を一度たててみてはいかがでしょうか。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスにて無料で分析や戦略策定を行っております。お気軽にお問い合わせください。