ファッションコーディネートアプリ「WEAR」やECモール「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイは2014年7月31日に、株式交換で電子雑誌書籍「マガストア」を運営するヤッパを子会社化すると発表しました。買収金額は非公開で、10月1日が効力発生日です。ヤッパの普通株式1株あたり、スタートトゥデイは8.7株を割当て交付します。
ヤッパはスマートフォン向けアプリ開発に力を入れており、上記で紹介した「マガストア」やコンテンツ配信プラットフォー「SpinMedia」を運営しています。今回の子会社化によって、スタートトゥデイはアプリの開発強化や、電子書籍サービスと連携していく方針です。
スタートトゥデイが運営しているファッションコーディネートアプリ「WEAR」は、国内で300万ダウンロードを突破しており、コーディネート投稿数も100万件を超えています。韓国や台湾、香港でもサービスの提供を開始し、今後はヤッパのアプリ開発技術を活用していきます。スタートトゥデイは最新ファッションのカタログも発行するなどしていて、雑誌とも連携を考えています。こちらもヤッパの電子書籍技術を活用し、効果が高く安価でカタログを発行していくことも視野に入れています。
ZOZOTOWNはここ数年で急成長し、各企業を買収しながら業務の幅を大きく広げています。楽天やヤフーショッピングに次ぐ中小企業向けのモールとしても今後は期待できそうですね。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスにて無料で戦略策定を行っています。お気軽にお問い合わせください。