SNSが与える消費行動の影響調査 若い人ほど影響されることが多い

投稿日:2014.11.21

2014年11月7日にJTB総合研究所は「海外ショッピングレポート(2014)~日本人海外旅行者の動向と購買行動~」を発表しました。調査期間は2014年9月10日~同年9月18日までで、日本在住の20歳から79歳までの男女1030人を対象にインターネットアンケートで調査しました。今回の調査ではインターネットショッピングの増加も踏まえて、海外旅行をする消費者を対象に動向を調べました。消費行動におけるSNSの影響も調査し、年齢が若い人ほどSNSの投稿で消費意欲が高くなる傾向にあることがわかりました。
「SNSで見た商品を買いたくなったことはない」と回答した割合はアンケート全体で53.5%と半数を超えました。一方で、年齢が高い人ほどSNSでの消費意欲の影響は受けませんが、若い人は消費意欲が増加する傾向にあります。特に20代男性はSNSでの影響を受けやすい傾向にあり、「その場に旅行してでも買ってみたくなる」が12.6%、「旅行しなくて済む範囲で探して買ってみたくなる」が20.4%となりました。20~30代女性もSNSで見た商品の購買意欲が高いことがわかりました。

30代女性の場合は、「買おうか悩んでいる時の後押しになる」という場合も多く、3割にものぼります。30代以上になると男女ともに「SNSで見た商品を買いたくなったことはない」という人が年齢があがるにつれて割合が増加しています。JTB総合研究所は「スマートフォンやSNSの浸透により、若い世代ではSNSの投稿などで商品を見る機会が多くなり旅行や購買のきっかけとなっている」とまとめています。

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