楽天オークションが「せどり」の促進へ、リサイクルショップのブランドオフと業務提携も

投稿日:2014.10.24

オークションサイトで有名な楽天オークションは、ブランドオフと業務提携契約を締結したと発表しました。ブランドオフは日本、台湾、香港の3カ国でブランドリサイタルショップを運営しています。主なサービスはブランドオフが運営する中古品BtoB専門のサイトを紹介して、オークションの出品事業者に対し商品の仕入れを支援しています。また、同業者の中間の立場で商品を取り次ぐ「せどり」を促進します。オークションの出品商品数が減少すると、直接オークション市場の魅力の減退につながってしまうため、「せどり」を促進することで、出品商品数の維持と新たな出品者の増加も図っています。楽天オークションの更なる活性化も狙っているようです。今後も楽天オークションは出品機能やメールサービスなどの更なる機能の充実拡大が期待できると思われます。
しかし、これまで楽天オークションでは、出品事業者が入札がなかった商品を週1回まで無料配信できるメールで消費者にお知らせし、集客と入札までつなげてきたが、2015年4月に無料でできたメール配信サービスの仕組みが変更されます。新たに、メール配信1通あたり0.75円を加算する仕組みに変更するため、メールを集客の中心としてきた出品事業者にとっては手痛い結果となってしまい、撤退する事業者も出てくると予想されます。

ブランドオフは現在、ウェブ通販や店頭での買取と販売の他にも、BtoB専門のオークション市場の主催や卸事業など様々な業態にわたります。グループでの売上高の成長率は毎年10%以上を記録していて注目したい企業の一つです。

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