住友商事が「サミットネットスーパー」事業を終了すると発表しました

投稿日:2014.12.02

2014年9月1日に住友商事は、子会社が運営しているネットスーパー「サミットネットスーパー」を2014年10月31日に閉鎖すると発表しました約5年間サービス提供してきましたが撤退を決定し、新規会員登録は同年8月31日で終了しています。2008年12月に100%子会社として設立した住商ネットスーパーを中心として、同社が2009年5月に100%出資して設立したサミットネットスーパーが事業の運営をしていました。住商の資金力とサミットの知名度を活かして、2009年10月にサービスを開始しました。競争企業は店舗型ネットスーパーで店舗から商品を出荷していましたが、サミットネットスーパーでは専用の物流センターを設けていました。ネットスーパーの規模拡大や将来的にサービスの高度化が可能と判断し、都内近郊に複数の物流センターを設けました。
住商は2011年のメディア・生活関連事業部門の説明会でネットスーパー事業について、開始10年後には1000億円の売上高を目標としていると説明していました。投資回収は、センター出荷型のネットスーパーが先行投資のため、事業が拡大し1000億円規模になってからという目標も掲げていましたが、予想よりも大幅に受注数が伸び悩んだために、早期の撤退を決断しました。

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