今回はAmazonで商品を販売する際に最も重要なショッピングカートについて説明します。
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今回はAmazonで商品を販売する際に最も重要なショッピングカートについて説明します。
ご存知の通りAmazonには1商品1ページというルールがあり、同じ商品を複数のショップが販売しています。
しかしトップページに表示されるショップは1ショップだけです。
Amazonで買い物をするとき多くの人はトップページ右側の「カートに入れる」をクリックするため、主にトップページに表示されるショップの商品が購入されることになります。このようにトップページにショップが表示されることを「カートボックスを取る」または「カートを取る」と言います。
基本的に、カートを獲得していない店舗の商品は非常に目立たない場所に表示されるため、「カートを取る」ことがAmazonで商品を売るために最も重要なことです。
その他にもAmazonの広告を利用する要件にもなっているため、「カートを取る」ということはAmazonで商品を販売する際の第一歩となります。
ではどうすれば「カートを取る」ことができるのでしょうか?
Amazonのカート取得取得に必要と言われている条件は以下の通りです。
1,注文不良率
2,その他の出品者のパフォーマンスの指標
3,配送スピード等、商品と共に購入者に提供されるショッピング体験全般
4,Amazon.co.jpに出品している期間や取引数
5,出品形態が「大口出品」であるかどうか
また、Amazonはフルフィルメントby Amazon(FBA)の出品者であれば、新たに出品するFBA商品は自動的にショッピングカートボックスの獲得資格を得ると公表しています。
上記要件は最低限の条件となり、これらを満たせばカートを取得できるというわけではありません。
実際にカートを取得するには次の要素が大きく関わります。
Amazonが評価する価格とは、購入者が支払う金額(販売価格+配送料-ポイント)を評価の対象としています。
価格設定は、カート取得に最も影響します。価格を下げ、最安値になるように設定することでカート取得率が上がる傾向にあります。
「注文不良」、「キャンセル」、「出荷遅延」が少なく、パフォーマンスが良好であることが重要な指標となります。
また、梱包、発送方法、カスタマーサービス、商品のコンディションなども、出品者の対応が評価に影響します。
在庫の数が多いショップの方がカートを取得しやすい傾向にあります。
上記要素の中でも「価格」が大きく影響し、価格が同じ場合にその他の要素が影響する傾向があるためカートを取得できていない場合はまずは価格を見直しましょう。
Amazonはカート取得に関して数値などの明確な基準は公表していないため、確実なカート取得方法はありません。
まずは、上記で挙げた要件を満たし、商品の価格を見直しましょう。
実は、同じ商品でも入り数違い商品はそれぞれ違う商品として出品することができます。
メーカーなど価格調整が難しい場合はセット売りや入り数違い商品の出品を出品することでカートを獲得することが可能です。
※販売後、他社も真似をすることができるため、注意して出品商品をチェックする必要があります。
商品によっては、Amazon.co.jp自体が商品を販売していることがあります。Amazonはとても強いショップであり、これと対等にカートボックスをシェアすることはほぼ不可能です。
Amazonからカートボックスを奪うには、Amazonよりもかなり安い価格で出品する必要がありますが、価格を下げてもAmazonがそれに対抗して価格を下げてくることもありますので、
基本的には、Amazonがカートを取っている商品は仕入れず、他の商品を販売することを検討したほうが懸命です。
Amazonは楽天やYahooとは販売方法が異なるため、売上対策の方法も異なります。
カートボックスの獲得はAmazonで商品を販売する上で大前提となります。上記を参考に何よりもまずカートボックスの獲得に注力するべきです。
ショッピングカートの獲得は15分毎に切り替わります。一度カートを獲得しても油断せず定期的にチェック、対策を行う必要があります。
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