2015年1月20日にウォール・ストリート・ジャーナルがGoogleがGoogleショッピングの検索結果に「buy now」を導入するための開発を進めていると報じました。事前にログインし、会員情報や決済情報をいれておくと、「buy now」ボタンはAmazonが導入しているもので、1クリックで商品を購入できてしまう機能です。
Googleショッピング自体はそこまで現状強化されていないものの、この動きから徐々にGoogleがショッピング分野の検索結果にまで広がっていくような世界が意外と近いもしれないことを示唆しているのではないでしょうか。
現状、GoogleやYahooの検索結果経由でのECサイトの売上は非常に大きな割合を占めており、これを検索の最上部でGoogleからワンクリックに変える状態になってくることで、楽天やヤフーショッピング、Amazonなどのモールモデルが打撃を受ける可能性があります。
※今まではGoogleの検索結果→楽天の商品ページ→購入といったような流れが、Googleショッピングの強化により、Googleの検索結果→ワンクリックでGoogleショッピングの加盟店での購入といった流れに変化していくことが想定されます。
このあたりを見据え、資本力にある程度余裕があり、楽天やヤフーショッピング、Amazonなどのモールへの出店しかされていないECサイトさんは自社サイトの構築を改めて検討された方がいいかもしれません。
とはいえ、まだまだ先の話にはなると思いますが・・・
目先のアクセス数やCVRなどの施策に加え、マクロ視点での市場全体の動きに関してもアンテナをはり、ECサイト戦略の最適化を図っていきたいところですね。
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