楽天内で広告を出されているネットショップさんにとって、楽天内の広告の費用対効果計算は頭を悩ませている分析の1つではないでしょうか。今回は、楽天内広告の費用対効果をどのように計測していくかに関してです。
楽天内の広告の費用対効果計測が難しい理由
分析をむずかしくしていている理由は下記の2点からです。
(1)自社のECサイトと比べ、経由別の売上を出すことが難しいため
自社のECサイトではGoogleAnalyticsの活用により、経由別の売上をかなり細かくみることができます。
詳しくは、ECサイトでのGoogleAnalytics活用方法をご覧ください。
(2)広告特典や値引きのため
ある程度の額を購入しているネットショップには割引や無料枠がついたり、優先的に広告購入ができる場合があるため
楽天では、購入額がある一定になると優先的にいい枠を紹介してくれたり、無料で枠をつけてくれる、値引きを大きくしてくれるなどの傾向があるようです。
もちろん、つく担当にもよりますが。。笑
今回は、2に関しては、1ができるととで検証が進み、2の効果もわかることから、今回は経由別の売上をどう出していくかに関して書いていきます。
楽天広告経由別の売上をどのように出すのか?
経由別の売上を算出する手段は大きく2つ存在します。
(1)広告ごとに出稿する期間、しない期間をもうけて通常時期とのアクセス数と売上の差をみる
枠広告、CPC広告、サーチワード広告ごとに出稿する期間としない期間をつくり、地道に検証をしていくというやり方です。
このやり方は、広告費が10万以下の場合ではある程度すぐにできてしまいますが、ある程度の額のショップでは、かなりの手間と時間がかかるだけではなく出稿しない期間が存在することでのリスクもでてきますので、出稿額があまり多くない場合の手段と考えるのがいいのではないでしょうか。
(2)外部のツールを使用する
経由別売上を計測できるツールをだされている会社があります。いくつかテストしたところ、データが取れない場合もあったりはするのですが、うまく活用することで効果検証の目安を出すことができます。そのため、広告費が大きめのネットショップにはおすすめです。
楽天の広告費用対効果検証のアドロボットというツールです
2015年5月現在は無料期間もあるようなので、試してみてもいいかもしれません。
Hameeコンサルティングでは
ECコンサルサービスで楽天の広告戦略や検証のサポートも行っております。お気軽にお問い合わせください。
また、楽天の広告や集客に関しては下記の記事を参考にしてみてください。
楽天のCPC広告の効果は?
楽天SEOの記事まとめ